以下の4機種で動くと思います。
SV-98 model 3は、試したことがないのでよく分かりません
インストール時には、標準構成以外のハードウェアには対応していません。例えば、UIDE-133/98-Aといったインターフェースボードは認識しません。大変申し訳ありませんが、標準構成以外のシステムでインストールを行う場合は、こちらをご覧の上、カスタムインストールディスクを作ってください。
PC-9801RX以降の機種では、キーボードの [HELP]キーを押しながら電源を入れると、システムセットアップメニュー(PC/AT互換機の BIOS設定メニューに相当する)を立ち上げることができます。
Rv20, RvII26を SMPで動作させるには、CPUモードを APICに切り替える必要があります。必ず変更するようにしましょう。なお、Rs20, RsII26は APICモードに固定されています。従来の互換モード(簡単に言うと、シングルCPUモード)には設定できません。
smpカーネルのインストールディスクイメージを用意しました。これらを利用すると、Rv20/Rs20, RvII26/RsII26の4機種において、パッチを当てた SMPカーネルを作ることなく、簡単にインストールできます。
以下から、kern144.smp.flpと mfsroot.flpの 2つをダウンロードしてください。
ftp://rs20.nextfoods.jp/pub/FreeBSD-PC98/tars/kern144.smp.flp ftp://rs20.nextfoods.jp/pub/FreeBSD-PC98/dists/4.11-RELEASE/floppy98/mfsroot.flp
APICに対応していないので、動かないような気がします。
恐らく kernel panicが起きるでしょう...
使用している OSによって、ディスクイメージを書き込むツールが違います。また、単にファイルとしてディスクイメージをフロッピーディスクにコピーしても、インストールディスクとしては機能しません。ご注意ください。
以下から、ディスクイメージ書き込みツール rawrite.exe をダウンロードしましょう。
PC-9801/21
ftp://rs20.nextfoods.jp/pub/FreeBSD-PC98/dists/4.11-RELEASE/tools98/dostools/rawrite.exe
PC/AT互換機
ftp://rs20.nextfoods.jp/pub/FreeBSD-PC98/dists/4.11-RELEASE/tools/rawrite.exe
ダウンロードした rawrite.exe とディスクイメージを同一ディレクトリに置きます。また、1.44MBでフォーマットしたフロッピーディスクを2枚用意しましょう。その後、コマンドプロンプトから以下のようにタイプします。
C:\>rawrite kern144.smp.flp a: C:\>rawrite mfsroot.flp a:
*BSDや Linuxでは、ddコマンドが使えます。以下のようにタイプして、ディスクイメージを書き込みましょう。
# dd if=kern144.smp.flp of=/dev/fd0.1440 # dd if=mfsroot.flp of=/dev/fd0.1440
kernelの起動前に、hw.physmemの設定を行う必要があります。
詳細は、こちらをご覧下さい。
あとは通常のインストールと同じです。
FreeBSDのドキュメントや書籍などをご覧ください。
ここの Anonymous FTPサーバに、以下のファイルを置いています。ftpインストールもできるようにファイルを配置しているので、インストーラから ftpサーバを指定してインストールできるハズです(未確認)。どうぞご利用ください。
ftp://ftp.nextfoods.jp/ http://ftp.nextfoods.jp/
インストール後の初回起動時に読み込まれるカーネルは、kernel.GENERIC98です。そのため、最初の起動時だけは、手動で SMPカーネルをフロッピーディスクなどから読み込ませる必要があります。新たに用意する必要はなく、インストール時に使った、kern144.smp.flpのディスクをそのまま使えば良いでしょう。
そこで、カーネル読み込みが終わった直後にキーを叩き、ローダープロンプトから作業を行います。もちろん、hw.physmemの設定も忘れずに行いましょう。また、currdevの変数は、ブートさせる前に元に戻しましょう。
unload lsdev show set currdev=disk0 ls load kernel set currdev=disk1s1a set hw.physmem=130044k boot
次回起動時からは、自動で SMP対応になるように、カーネルに置き換えましょう
# chflags noshg kernel # rm kernel # mv kernel.smp kernel # chflags schg kernel
hw.physmemなども loader.confに記述しましょう
# vi /boot/loader.conf
hw.physmem=130044k
これで、作業完了です。 再起動させて、自動で立ち上がるか確認してみましょう。